発声障害の喉のつかえ・声の出しにくさが「その場」で変化する理由と施術メカニズム
こんにちは。福岡市博多駅前のてんびんカイロプラクティック院長の野間です。
当院には、病院の検査で異常がないにもかかわらず、喉のつかえや声の出しにくさに悩む「発声障害」や「局所性ジストニア」の方が多く来院されています。
先日、通院8回目となる発声障害の方から、このようなご報告をいただきました。
「前回の施術で、自分の根本にある深い部分まで調整できた感覚があり、あれから大幅に声の調子が良くなってきました」
着実に回復へ向かわれていることを確認でき、大変嬉しく思いました。
しかし、施術の終わりがけの対話の中で、患者さんがこのようにポツリとおっしゃいました。
「前回から調子は維持できていたのですが……今ここで先生とお話ししていたら、少し声が出にくくなってきました」
確かに、ご本人がおっしゃる通り、お話を聴いている最中に声の質がやや辛そうに変化していくのを私も確認していました。
ここで重要なのは、「なぜ、今この場面(院長との対話)で、急に声が出にくくなったのか」という点です。
当院では、これを単なる「緊張」や「精神的なもの」とは捉えません。
脳が特定の場面を「危険」と判断する「誤作動反応」
そこで、何が声の症状に影響を与えているのかを突き止めるため、心身条件反射療法(PCRT)を用いて、神経系および無意識の反応を検査しました。
検査を進めた結果、ご本人の無意識の領域において、ある「特定の事柄や状況」に対して、「誤作動のスイッチ」が入っていることが分かりました。
その誤作動反応をリセットする施術を行ったところ、先ほどまで辛そうだった声が、その場で本来の自然な声質へと滑らかに戻りました。
この方は「こんな一瞬で声が変わるんですか?」と大変驚かれていました。
症状の変化にあらわれる2つのタイプ
人間の体と脳のネットワークは非常に繊細です。 「自分の脳が、今何に対して無意識に反応し、筋肉を強張らせていたのか」を神経レベルでリセットできると、このようにその場で変化が起こることがあります。
ジストニアや発声障害の回復プロセスには、客観的に見て以下の2つのタイプがあります。
- 前者のタイプ: 誤作動の引き金(原因)が特定された瞬間に、その場で調子が変わる方
- 後者のタイプ: 施術の回数を重ね、脳の学習を上書きしていくことで、階段を登るように少しずつ安定していく方
今回の患者さんは前者のタイプであり、無意識の中で誤作動反応が取れた瞬間でした。
どこに相談していいか分からない方へ
発声障害やジストニアは、周囲に理解されにくく、努力や根性だけで解決できるものではありません。
それは筋肉の故障ではなく、「脳の誤作動」だからです。
当院では、16年間で25,000人以上の臨床経験を持つ院長が、あなたの体の反応を最初から最後まで責任を持って診させていただきます。
「本当に変わるのだろうか」と不安な方も、まずは今の状態を安心してお聞かせください。いつでも自然な声を取り戻せるよう、私が全力でサポートいたします。

