なぜ体を意識しすぎるとうまく動けなくなるのか

体の動きを意識すればするほど、うまくいかなくなることがあります。
ゴルフのパター練習で、カップを見ながらボールを打つ練習があります。
このとき、自分の体の動きを細かく意識しすぎると、かえってうまく打てなくなることがあります。
一方で、カップやピンといった目標に意識を向けると、体の動きに意識が向きすぎず、自然に打てることがあります。
イップスの症状があるときも同じです。
体の動きをコントロールしようとすればするほど、動きがぎこちなくなってしまうことがあります。
これは、車の運転でも似ています。
カーブを曲がるときに、「ハンドルをどのくらい回すか」と考えすぎると、うまく曲がれません。
曲がりたい方向を見ることで、自然に必要な分だけハンドルを回すことができます。
このような反応は、日常生活にも見られます。
「うまく話そう」「失敗しないようにしよう」と意識するよりも、
「何を伝えたいか」「どうしたいか」といった目標に意識が向いているときの方が、自然に行動できることがあります。
体は細かくコントロールしようとするよりも、
目的に向かっているときの方が、スムーズに動くことが多いのかもしれません。


