病は気から

Close-up Photography of Cappucino

最近、新規の方に向けた記事ばかり書いているので、今回は、通ってくださっている方に向けたブログを書きます。もちろん、新規の方にも大事な内容です。


今朝のニュースで、プロ野球の元ソフトバンクホークスの石川選手が、自律神経の乱れで苦しんだ過去を語っている記事がありました。食欲不振、寝汗、発熱などの体調不良で苦しみ、調子が振るわずに苦しまれた過去があったそうです。石川選手は、心理学の本を読みあさり、「まわりからの同情を求めていた自分」に気づいたそうです。

人の心は、意識と無意識に分けることができます。私たち人間は、目の前の生活・仕事に対して、意識と無意識は、全然違うことを感じていることが多々あります。心の中で、意識と無意識の領域の割合は、意識が1割未満、無意識が9割以上と言われています。私たちが意識的に感じたり考えたりしているのは、心の中で1割もありません。普段、考えないようにしていること、割り切っていること、忘れていることがあります。しかし、そういった気持ちや経験は、心の奥(無意識)の中に残っています。そして、その無意識の心が、実生活に、良くも悪くも大きな影響を与えます。

何か判断や決断を求められるとき、一生懸命考えて決めたとします。それは意識的に理論立てて決めたつもりでいても、実は普段気にしていない無意識の中にある経験や価値観、好みなどにより決めていることが多いです。

自分の無意識が実はどのように感じているのかわかると、自律神経失調症やパニック症をはじめいろいろな体調不良が軽減されます。ニュースの記事によると、石川選手は、同情されたい自分がいることに気づいたと書かれています。おそらく、体調不良になる前は、「同情されたい」と感じたことはなかったと思います。しかし、そういった自分がいたと気づき、マインドセットを変えると(おそらく考え方を変えたという意味だと思います)、体調が劇的に回復したそうです。

気持ちや考え方を変えるには、まず気づくことが大事です。すぐに考え方を変えなくても、気づくだけでも、症状は改善されていくことが多いです。てんびんカイロの施術でいつも同じ気持ちや経験が誤作動として反応しても、そういった過程を経て、考え方や感じ方がすこしずつ変わっていく方は多くいらっしゃいます。

てんびんカイロプラクティックの施術に通じるところがいっぱいあるなと思い、下記の記事を読みました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/117bac94e8f328e2f8e47334aee893ba80255eed

無意識の自分がどのような気持ち・考え方をしているのか気づくと、症状も楽になりますが、気持ちも楽になります。また、自分らしく生きることも出来ると思います。てんびんカイロでは、みなさんが自分らしく快適にすごせるように、サポートしていきたいと改めて思いました。

てんびんカイロプラクティックの野間実です。中学・高校で英語教師をしていました。19歳の頃「椎間板ヘルニア」と診断され、10年以上腰痛と足のしびれに悩まされました。アメリカでアクティベータによるカイロプラクティクを受けて、腰痛と足のしびれにさよならできました。その経験をもとに、教員から転職し、福岡市博多駅前で施術家として整体院を経営しています。妻と息子、娘の4人家族です。

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