症状が出ると、どうしても不安になると思います。「まだ治ってないのかな」「せっかく施術を受けたのに」「またひどくなったらどうしよう」と思われるかもしれません。私も20代のころ、腰痛と足のしびれで悩んでいました。だから、そのお気持ちがよくわかります。
しかし、症状が出ているときも、「これは誤作動」「体が悪いわけでも、弱いわけでもない」と思って頂くことをお勧めします。この考え方をお勧めすると、実際に「症状がひどくならずにすみました」「しばらくすると症状を忘れていました」と言われる方もいらっしゃいます。
施術を定期的に受けられると、症状があるとき、ましなときが出てきます。そして、波を打ちながら、よくなっていきます。「症状がでる波が来たな」と必要以上に不安にならず、目の前のことに集中すると、症状がひどくならずにすみます。
心身条件反射療法を受けられている方は
心身条件反射療法を受けられている方は、「どのような気持ちが誤作動になっているか」ご自分を客観視してみるのも効果的です。ご自分がどのような気持ちだったか、ご自分の心を振り返ってみましょう。「昨晩、夫婦で口論した」「午前中、職場で理不尽さを感じたな」など、思いつくかもしれません。てんびんカイロで施術をしたときに、よく反応する気持ちかもしれません。もし、心当たりのあることを見つけられたら、「その気持ちが誤作動になり、症状が出ただけだ」と安心して下さい。
できるだけ、「痛い、痛い」と言葉にしないようにしてみてください。「症状が出てきた。ひどくなったらどうしよう」と不安にならないでください。不安になるお気持ちはよくわかります。しかし、なるべく自分の脳を安心させてあげましょう。
なぜなら、脳が不安な状態になると、誤作動が起きやすくなります。ご自分の脳を安心させていきましょう。最初からできなくても心配いりません。施術を定期的に受けられて、できるようになる方が多いです。徐々にできるようになります。
一緒に施術をして、安心して過ごせるようにしていきましょう。