柔軟性
人には、柔軟性があります。例えば、人前で話すことが苦手でも、毎日そのような環境で話していると、人前で話すことが苦手ではなくなります。車の運転も、教習所で習い始めた頃は、一つ一つの動きを意識していますが、運転に慣れてくるとハンドル操作やアクセルやブレーキを無意識にできるようになります。これが私たちが持つ柔軟性です。
しかし、この柔軟性の能力が、私たちの不快な症状に結びつけることが多々あります。
一般的に言われていること
私たちの脳や体は、すぐに条件付けされます。一般的に、
「〜を食べると、よくない」
「〜の姿勢は、腰に悪い」
「気圧の変化で、…が痛くなるから」
などいろいろなことが言われています。
何かを食べて、アレルギーが起きたり、調子が悪くなるのは、誤作動が影響していることが多いです。以前、それを食べて調子が悪くなったことを脳や体が覚えて、それを食べるたびにその症状が出るように条件付けしているのです。
また、中腰になったり重たいものを持って腰が痛くなった場合も、同じようなことが言えます。そもそも脳が誤作動を起こしており、症状が出る最後のきっかけが、中腰の姿勢だったのです。中腰になるより前に、誤作動で腰の筋肉がかたまっていたのです。固まった筋肉を強い力で動かそうとして、痛みが生じたのです。誤作動が起きていない状態では、中腰になっても腰痛になりません。
気圧の変化、天気の変化で、調子が悪くなることも同じです。以前調子が悪い時に気圧の変化を経験し、その状態を体が覚えているのです。
健全な状態に上書き可能です
誤作動の施術をすると、上記のような食べ物や姿勢、気圧の変化があっても、いい状態に上書きすることができます。上書きされていくと徐々に症状につながらなくなります。このように、柔軟性はいい状態に上書きすることも可能なのです。
てんびんカイロでは、このような考えに基づき、みなさまのお悩みの症状を緩和するお手伝いをしています。
ご自分の柔軟性を信じて、快適に過ごせるようにしていきましょう。