ゴルフのショットイップスの方(40代男性)が通われています。4年前からゴルフでボールを打つ時に、ゴルフクラブを振りかぶって、打とうとすると、体が固まったり、腕に力が入らなくなり、うまくボールが打てなくなるとのことでした。
イップスとは
イップスとは、スポーツなどで、今までできていたことができなくなることです。例えば、野球でボールが投げられなくなったり、打てなくなったりします。テニスや卓球では、サーブやチャンスボールが打てなくなります。プロの選手や上級者に起こります。
最近では、スポーツ以外にも、演奏家や看護師や理容師などの技術職の方にも言われます。
イップスの施術
今回ご紹介する方は、今回で19回目の施術でした。イップスの症状には、心身条件反射療法でどのような気持ち・経験がごさどうになっていたか検査をします。そして、同じ気持ち・経験があっても誤作動にならないようにしました。
普段一緒にゴルフをされている方との関係や、学生の頃の部活動の記憶などがイップスになっていました。
気持ちよくゴルフができました
数日前、久しぶりにコースを回ってきたそうです。ショットのとき、固まったり、ちからがはいらなくなることはなかったそうです。「4年ぶりに気持ちよく振ることができました」と言われました。練習でも、ドライバーの飛距離がイップスになるまえくらい飛ぶようになってきたと言われました。
まだイップスの症状が出たり、出なかったりを繰り返しながら、イップスが出ない時間が増えていくと思います。楽しく気持ちよくゴルフができるように、これからも一緒に施術をしていきましょう。