ピアノを弾くとき、自宅ではスムーズに指が動くのですが、レッスンになると指が動きにくくなるという方が来られました。日常生活では何も問題なく、指は動くそうです。
このような症状は、フォーカルジストニアと言われます。スポーツでは、イップスと呼ばれる症状です。
この症状は、指や体が同じ場面や場所で動きにくくなります。これは、練習不足や緊張しているということではありません。脳神経系の誤作動が原因です。
アクティベータで施術後、心身条件反射療法でどのような気持ち・経験が誤作動になっているか検査・施術していきました。
この方の場合、「ピアノの先生からのアドバイス通り弾かなきゃ」という気持ちが誤作動になっていました。どのような気持ちが誤作動になっていたかわかると、同じ気持ちでも誤作動が起きなくなります。
レッスンでピアノを弾くイメージをしてもらっても、誤作動の反応がなくなったので、これで様子を見てもらうことにしました。繰り返し施術を受けていただくと効果的です。
てんびんカイロプラクティックには、ゴルフ、野球、テニス、弓道などのスポーツ・競技の方、ピアノ、ギター、ドラムなどの演奏家の方も来られています。
楽しくスムーズにピアノが弾けるように一緒に施術をしていきましょう。