「でも」の代わりに「そして」

受容・傾聴・共感

私は、コーチングや大学で心理学を学びました。コーチングとは、目標達成を支援するコミュニケーション技法です。私が心理学を学んで、心に残っている1つに、以下のキーワードがあります。

「受容・傾聴・共感」

  • 受容とは、相手をありのまま受けいれることです
  • 傾聴とは、相手の話をじっくり聞くことです
  • 共感とは、相手の気持ちに寄り添って、話していることを理解しようとすることです

日常会話では

この「受容・傾聴・共感」のマインドは、コーチングやカウンセリングに限ったことです。これを完璧に日常の会話ですることはできません。完璧にすると、会話が不自然になります。しかし、このマインドの要素を、職場や家族での普段の会話に生かすことができます。

例えば、相手が話をしているとき、相手の話を肯定も否定もせずに傾聴します。「なるほど、そう思っているんですね」「あなたの言っていることは、〜ということですね」など、こちらが聞いているということが相手に伝わるように相槌をうちます。

相手が話終わるまで、なるべく話を遮りません。相手の話がおわったら、自分の話をしましょう。

違う意見を言うとき

もし、相手の話を否定したいとき、「でも」「しかし」という言葉は言わない方がいいです。

「でも」「しかし」で話始めると、「あなたと違う意見を今から言います」という意図が伝わり、コミュニケーションが円滑にできなくなります。そこで、相手にも聞いてもらいやすくするために、「そして」や「私〜と思います」という言葉で話をします。

まとめ

最初は、ついつい相手が話しているときに、自分の意見が言いたくなると思います。しかし、最後まで聞いたあとに自分の意見や言いたいことを言いましょう。相手が自分の話を遮ってきたときは、アイメッセージで「今、私はあなたに話を最後まで聞いてほしいです。最後まで聞いてくれるとうれしいです」と伝えるのもいいかもしれません。 「でも」「しかし」の代わりに「そして」を使って、相手とスムーズに会話のキャッチボールができるといいですね。

てんびんカイロプラクティックの野間実です。中学・高校で英語教師をしていました。19歳の頃「椎間板ヘルニア」と診断され、10年以上腰痛と足のしびれに悩まされました。アメリカでアクティベータによるカイロプラクティクを受けて、腰痛と足のしびれにさよならできました。その経験をもとに、教員から転職し、福岡市博多駅前で施術家として整体院を経営しています。妻と息子、娘の4人家族です。

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