今日のブログは、「心の状態によって症状の程度が変わる」について書きます。症状は、動作や姿勢によって出ることもあります。しかし、心の状態によって、症状が強く出たり、ましになったりすることもあります。ご自分の心の状態によって、症状が変わることを感じられると、いい兆候です。
医師からのアドバイス
私が20代のころ腰痛で悩んでいたとき、医師から下記のアドバイスを受けました。
「座っているとき足を組まないように」
「屈むときは、腰を曲げずに膝をまげるように」
「寝るときは、横向きに寝ないよう」
「長く立っているときは、片足を台の上に乗せるように」
私は、何年も上記のことを注意しながら生活をしていました。しかし、私がカイロプラクティックの仕事に転職して勉強すると、上記のアドバイスは科学的な根拠のないものだと知りました。
症状が出る最後のきっかけ
重たいものをもったり、前屈みをしてぎっくり腰になった経験をお持ちの方は多いと思います。重たいものをもったり、前屈みをする前から、誤作動が起きていたのです。ぎっくり腰の症状が出る最後のきっかけが重たいものや前屈みの動作なのです。誤作動が起きていない状態では、重たいものを持っても、前屈みをしてもぎっくり腰にはなりません。
症状が出ないように動作や姿勢を気にしながら生活すると、誤作動がおきやすくなります。施術を受けた後は、安心して生活を送ってください。
症状は心の状態で強くなったり、ましになることが感じられると、動作や姿勢が気にならなくなります。心身条件反射療法を受けられている方は、自分の心がどのような状態か感じてみましょう。施術で誤作動の反応がしている気持ち・経験を思い出してもらうといいかもしれません。